Egypt 2013 ① 地中海へ
私ってば、なんでまたエジプトになんぞ行くんだろう、出かける前にそう思っていた。政治状態はあいかわらず不安定で、デモは再燃していたし、死者も出てるようなのに、一人で、しかもカイロのイスラム地区や砂漠になんて、行かなくてもいいのに、と。...
View Articleエジプトを引きずる日々
エジプトのことを書くことが頭をずっと占めていて、 それがなかなか思うようにいかず、落ち着かない。 イスラムのこと、砂漠のことで様々に思いが振れる。 イランのアフマディネジャド大統領が、チャベス大統領の葬儀に参列し、 夫人と頬を触れ合わせて抱き合い、慰める写真が新聞に載った。 これがイランで、イスラム教徒として逸脱した行為だと非難されているという。...
View ArticleEgypt 2013 ② 喧騒のカイロ、静寂のカイロ
◆路上にて カイロは大都市である。アムロ君によると人口2000万人。全8000万人を越すエジプト人の四分の一が住んでいる。この数は、近郊も入れて、ということだとあとで調べてわかった。それでも中心部にほぼ東京と同じくらいの人が住んでいるわけで、よくぞまあと、帰ってきた今も思う。 なにがすごいといって車の数だ。その車が、ひっきりなしにクラクションを鳴らす。ホテルをタハリール広場近くにしなくて正解だった。...
View ArticleEgypt 2013 ③ to the Sahara-1
エジプトは90%が砂漠だ。緑はナイル川の両岸と、砂漠のオアシスにあるばかり。ナイルを背に、ヤシが茂る緑地帯を離れると、すぐに、いきなり、砂漠となる。まるで、街路の喧騒からモスクの静寂世界にひとまたぎで入るかのように、変化の過程にグラデーションがない。 ◆オアシスまで...
View ArticleSalt Lake in Bahariya Oasis, Kel Assouf
カイロからの砂漠ロードの途中、 バハレイヤオアシスを望む一枚の写真がある。 オアシスがくぼ地にあることがよくわかる、 谷を見下ろす場所からのものだ(先日の記事に挿入したもの)。 この写真で、気になっていたことがある。 淡い水の色の広がりが何なのか。 湖のように見えるけれど、本当にそうなのか。 ファイユームオアシスのそばには塩湖があるという。 が、バハレイヤに湖があるとは、誰からも聞かなかったし、...
View ArticleEgypt 2013 ④ to the Sahara-2
◆華麗なる砂の世界 砂漠の色はひと色ではない。また、砂漠は砂だけで出来ているわけでもない。それはバハレイヤオアシスまでの景色でも、充分見ていた。だが、バウィーティー村の南の砂漠は、一段と華やかで、かつ変化に富んでいた。...
View Articleエジプト航空 成田線運休延長
エジプトについては書きたいことがたまっているけれど、 なかなか時間が取れず。 とりあえずこのニュースだけ。 ・エジプト航空、成田線運休継続-14年3月29日まで
View Articleエジプト渡航情報引き下げ、世界の目と秘密保護法
少し前、エジプトではこの112年間で初めて雪が降ったと話題になった。 寒波は中東全体に及んでいる。 冬が観光シーズンのエジプト、少し明るい話題もある。 一部地域で、外務省の渡航情報レベルが引き下げられたのだ。...
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